top of page
執筆者の写真Teiyu

戦争体験記・飯能市

更新日:2023年2月8日


2022年度のプロジェクト、戦争体験記保存事業の取材が一気に増えてきました。すでに11月。4月から始まったこのプロジェクトですが、これまで語ってくださる方々を探すことに翻弄していました。その成果が現れてきました。



浅見賢治さんのお話は、とても迫力がありました。ところが編集を進めていくうちに明確になっていくのが、浅見さんの優しさでした。

賢治さんが10歳の時から現在87歳まで、ずっと心にある悲しい、やるせない思いは「少年兵として終戦間際で亡くなった息子を持つ、親一人子一人の母親の悲しみ」を、77年間、もち続けていること。

さらに、観音寺で処分されたサーカスの動物達の命についても、言葉にならない思いを持ち続けているのだそうです。


飯能市は大きな戦災はなかったとしても、人々の心には大きな悲しみがあることを、改めて戦争だけはしてはいけないと伝えていく責任を感じています。

閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

くうのなみだを上演、日高市横手台。

新年の幕開けに紙芝居活動の再開。日高市横手台の中心で開催されたEventsに参加しました。Eventsの主催者はふじいまなぶんさん、本拠地が狭山市にあるNPO法人の代表者です。私はNPO法人奥武蔵ピースラボの名刺を用意してコラボ参加しました。...

日髙の湧水

令和5年12月始めに高麗川の久保の下橋が開通しました。同じ頃、最寄りのバス停(国際興業バス/北平沢停留所)が廃止されたため、田波目の親水公園への散策ルートの開拓が必要になりました。 暮も押し詰まった12月24日、高麗川駅発埼玉医大行きのバスに乗り山根バス停で下車。県道に沿っ...

Comments


bottom of page