BeeForest-Saitama
本当の森を守るために
BeeForest埼玉は、森をつくるポリネーターのニホンミツバチや花蜂の生態を知り、本来の本当の森(森の木々のどんぐりなどが実り、野生動物や昆虫が生息できる)に欠かせないポリネーターを守り増やす活動をしています。
アカリンダニとタイサックプルート
アカリンダニが媒介するウィルスに感染し、また蜂の呼吸器官にアカリンダニが入り込んで一つの巣箱は全滅してしまいました。
さらに別の巣箱では幼虫に水疱ができ、その幼虫を廃蜂する様子が伺えました。対処法として「えひめAI-2」を作り巣箱に散布しました。
その後、ニホンミツバチの巣が活性化され、持ち堪えたように見えましたが、今度は野良セイヨウミツバチに巣ごと乗っ取られてしまいました。
日本古来の花を好む
近年様々な美しい花が栽培されています。ニホンミツバチが好きな花の傾向として、昔からあるような花やそれに近いものを好むようです。
森づくり
虫や微生物、野生の動物達、豊かな森には様々な生き物が住んでいます。その環境を保護するために勉強会とワークショップを行う予定です。(2024年2月予定)
巣箱の設置
ニホンミツバチは大きな木にできた空洞などに巣を作り棲んでいました。しかし、近年、巣になるような大きな木が減ってしまったため代わりの巣箱を設置し、ニホンミツバチに巣を提供しています。私たちの目的は採蜜ではなく、ニホンミツバチの生態を守ることです。
分蜂
春に数回の分蜂がありました。新たに巣に入ってくれたもの、どこかへ行ってしまったものとあります。まだ寒さが残る中、三晩も写真の木で夜を明かしていました。新しい場所が見つからなかったようです。分蜂に備えて巣箱を置いていましたが、どこかへ行ってしまいました。
スズメバチ対策
秋が始まると巣の周りにスズメバチがニホンミツバチを餌として捕まえにきます。キイロスズメバチは小型なので巣の中に入っていきます。
対策として餅網を巣の入り口に取り付け、スズメバチが入れないようにしました。