3月30日に入居したニホンミツバチに異変がありました。
地面を這うニホンミツバチがたくさんいました。さらに巣の周りには蛹や幼虫を働き蜂が捨てていて、巣の入り口から巣を壊したカスで汚れています。
それを働き蜂が羽根を震わせて吹き飛ばしていました。
巣を確認すると新しい巣が落ちていて、それを壊しながら外へ捨てているところでした。
私たちは壊れた巣を取り除き、捨てられた蛹を電子顕微鏡でアカリンダニに感染していないかを確認してみましたが、
特にアカリンダニを見つけることはできませんでした。
落ちた巣には無数のダニがついていたため、巣を掃除し「えひめAI-2」を巣の中と外に散布して様子を見ることにしました。それが4月21日の出来事です。
今日、この様子を埼玉県の家畜衛生保健事務所の方々が調査に訪れ、蜂を数十匹捕獲して持ち帰りました。
検査とはいえ、1匹でも捕まえられていく様子を見るのは心が痛みましたが、
ニホンミツバチが脅かされている原因を突き止めるために、仕方ありません。
今日の確認では、巣は小さく数もまだまだ少ない状態でしたが、「えひめAI-2」が効いたのか
蜂の幼虫が捨てられているものもなく、徘徊蜂も見かけませんでした。
出入りしている蜂の数は多くありませんが、具合が悪そうな蜂は、今日はいませんでした。
検査結果は今月中になる予定だそうです。
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