軍管区とは(Wikipedia)
日本の軍管区(ぐんかんく)は、1940年から1945年まであった大日本帝国陸軍の管区である。陸軍管区としては最上位の区分で、下に複数の師管(1945年に師管区)を置いた。前身は防衛司令部の担当地域である防空管区で、防衛司令部が軍司令部に改組したときに、軍管区となった。1945年2月までは軍司令部、それ以降は軍管区司令部の管轄地域である。はじめ日本内地に3つだけだったが、1941年からは朝鮮・台湾・満州国にも設けられ、最終的には11の軍管区が設けられた。
1945年6月20日制定(22日公布、施行)の改定(昭和20年軍令陸第17号)で、中国地方に中国軍管区、四国地方に四国軍管区が設けられた。広島師管区と善通寺師管区が昇格し、中部軍管区から分離したものである。新設軍管区の下には師管区がなく、直接連隊区が置かれた。軍管区はこの11区で8月の敗戦を迎えた。
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1945年6月21日から敗戦まで
昭和12年(1937年) 露営の歌
作詞:薮内喜一郎
作曲:古関裕而
歌唱:霧島 昇
編曲・制作:滝野細道
(一)
勝って来るぞと 勇ましく ちかって故郷(くに)を 出たからは 手柄たてずに 死なりょうか
進軍ラッパ 聴くたびに 瞼に浮かぶ 旗の波
(四)
思えば今日の 戦闘(たたかい)に 朱(あけ)に染まって にっこりと
笑って死んだ 戦友が 天皇陛下 万歳と 残した声が 忘らりょか
(二)
土も草木も 火と燃える 果てなき曠野 踏みわけて 進む日の丸 鉄兜
馬のたてがみ なでながら 明日(あす)の命を 誰が知る
(五)
戦(いくさ)する身は かねてから 捨てる覚悟で いるものを ないてくれるな 草の虫
東洋平和の ためならば なんの命が 惜しかろか
(三)
弾丸(たま)もタンクも 銃剣も しばし露営の 草まくら 夢に出てきた 父上に
死んで還(かえ)れと 励まされ 醒(さ)めて睨むは 敵の空